あなたがた今満腹している人たちは、わざわいだ。 飢えるようになるからである。 あなたがた今笑っている人たちは、わざわいだ。 悲しみ泣くようになるからである。
それゆえ、主なる神はこう言われる、 「見よ、わがしもべたちは食べる、 しかし、あなたがたは飢える。 見よ、わがしもべたちは飲む、 しかし、あなたがたはかわく。 見よ、わがしもべたちは喜ぶ、 しかし、あなたがたは恥じる。
苦しめ、悲しめ、泣け。あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えよ。
笑う時にも心に悲しみがあり、 喜びのはてに憂いがある。
あなたは、自分は富んでいる。豊かになった、なんの不自由もないと言っているが、実は、あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者であることに気がついていない。
人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない。
また、卑しい言葉と愚かな話やみだらな冗談を避けなさい。これらは、よろしくない事である。それよりは、むしろ感謝をささげなさい。
あなたがたは、アブラハム、イサク、ヤコブやすべての預言者たちが、神の国にはいっているのに、自分たちは外に投げ出されることになれば、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。
すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。
人々は娘が死んだことを知っていたので、イエスをあざ笑った。
彼らは結びからまったいばらのように、 かわいた刈り株のように、焼き尽される。
あなたがたの祭を嘆きに変らせ、 あなたがたの歌をことごとく悲しみの歌に変らせ、 すべての人に荒布を腰にまとわせ、 すべての人に髪をそり落させ、 その日を、ひとり子を失った喪中のようにし、 その終りを、苦い日のようにする」。
しかし、これらもまた酒のゆえによろめき、 濃き酒のゆえによろける。 祭司と預言者とは濃き酒のゆえによろめき、 酒のゆえに心みだれ、 濃き酒のゆえによろける。 彼らは幻を見るときに誤り、 さばきを行うときにつまづく。
彼らは右手につかんでも、なお飢え、 左手で食べても飽くことがない。 おのおのその隣り人の肉を食う。
彼らはしえたげられ、飢えて国の中を経あるく。その飢えるとき怒りを放ち、自分たちの王、自分たちの神をのろい、かつその顔を天に向ける。
愚かな者の笑いは かまの下に燃えるいばらの音のようである。 これもまた空である。
悲しみは笑いにまさる。 顔に憂いをもつことによって、 心は良くなるからである。
わたしは笑いについて言った、「これは狂気である」と。また快楽について言った、「これは何をするのか」と。
飽き足りて、あなたを知らないといい、 「主とはだれか」と言うことのないため、 また貧しくて盗みをし、 わたしの神の名を汚すことのないためです。
彼はついにおのれの先祖の仲間に連なる。 彼らは絶えて光を見ることがない。
飽き足りた者は食のために雇われ、 飢えたものは、もはや飢えることがない。 うまずめは七人の子を産み、 多くの子をもつ女は孤独となる。
しかしあなたがた富んでいる人たちは、わざわいだ。 慰めを受けてしまっているからである。
人が皆あなたがたをほめるときは、 あなたがたはわざわいだ。 彼らの祖先も、にせ預言者たちに対して同じことをしたのである。